玄関まわりは、家の中でも特に「外から見られやすい場所」です。
道路や歩道に面している住宅では、
「玄関を開けた瞬間に外から見える」
「通行人と目が合って落ち着かない」
「リビング側まで視線が抜ける」
といった悩みを多くいただきます。
特に成田市周辺は、道路が近い住宅配置が多く、
“玄関の目隠し”に関する相談は年々増えています。
この記事では、外構専門店の視点から、
玄関まわりのプライバシーを守るための目隠し方法を
分かりやすく解説します。
あなたのお家に合った方法をイメージしながらご覧ください。
① なぜ玄関まわりが丸見えになりやすいのか?
玄関は家の顔でもありますが、実は丸見えになりやすいポイントがいくつかあります。
■ 1. 道路に近い敷地配置
土地の広さや区画設計上、玄関が道路に近い配置になるケースが多く、
“数メートル先の歩道から玄関ドアが見える”という住宅は珍しくありません。
■ 2. 外構の初期設計が最小限になりやすい
新築時は建物に予算が集中し、
外構は後回し=最低限のフェンス・植栽のみ
というケースがほとんどです。
■ 3. アプローチが道路に対して一直線
玄関が道路方向にまっすぐ向いている場合、
視線が抜けてしまい、玄関内部や玄関ホールまで見えてしまうことも。
■ 4. 塀の高さが足りない
よくあるのは「ブロック+メッシュフェンス」の組み合わせ。
目隠し効果はほぼありません。
これらの原因が重なると、
“通行人の視線が玄関に集中する家”となってしまいます。
② 目隠し対策を選ぶ前に知るべきポイント
実際に施工提案をしていて感じるのは、
お客様が 「隠したい度合い」 をはっきり自覚していないケースが多いということです。
そこで、目隠しを選ぶ前の重要ポイントを整理しておきます。
■ 1. 「完全に隠したい」か「ほどほどに隠したい」か
完全に隠したい → 壁・フェンス
ほどほどに隠したい → スクリーン・植栽
目的によって選ぶべきものは大きく変わります。
■ 2. 圧迫感をどう考えるか
高さ1800mmのフェンスは効果抜群ですが、
“圧迫感”を気にする方も多いです。
そこで、
- 隙間を入れる
- 角度のある縦格子
- 部分的に高さを変える
などの調整が必要になります。
■ 3. メンテナンス性
木製はおしゃれですが塗装が必要。
アルミや樹脂フェンスはメンテが楽。
植栽は自然で良いけど手入れが必要。
■ 4. 施工スペース
玄関前に1mでもスペースがあるかどうかで、
“できる対策”が変わってきます。
これらを踏まえたうえで、
玄関まわりの目隠しに最も効果的な方法を紹介します。
③ 道路から玄関が丸見えになるのを防ぐ5つの対策
1. 目隠しフェンスで玄関への視線をしっかりカット
最も相談が多く、最も効果が高いのが 目隠しフェンス です。
● 目隠しフェンスの高さ
H1200(腰くらい) → 不十分
H1600〜1800 → 玄関の見えやすさを大きく改善
H2000 → ほぼ完全に隠れる
一般的な大人の目線は1500mm〜1600mm。
玄関の見えやすさを考えると 1600mm以上 をおすすめします。
● 素材の違い
アルミフェンス → モダンで耐久性◎
樹脂(人工木) → 木の雰囲気でナチュラル
スチール系 → 強度はあるがデザインは限られる
● メリット
プライバシー確保力が高い
メンテナンスが楽
施工後すぐに効果が出る
● デメリット
圧迫感が出る場合がある
コストは中程度〜高め
“確実性の高い目隠し” を求めるならフェンスが最強です。
2. 玄関前に縦格子スクリーンを設置する
最近とても人気があるのが 縦格子タイプのスクリーン。
角度がついているため、
正面からの視線はしっかり遮りながら、
横方向は明るさを保ちます。
● 特徴
和風・洋風どちらにも合う
圧迫感がほぼゼロ
ポストや宅配ボックスの背景としてもおしゃれ
部分的な目隠しとして使いやすい
“重くならない目隠し”をしたい方に最もおすすめです。
3. 玄関ポーチ横に「小さな壁」をつくる
実は、目隠し効果としては 壁が最強 です。
ただしコストが高くなりがちなので、
最近は 1m×1m程度の部分的な壁 にするご家庭が増えています。
● メリット
玄関の丸見えを最も強力に防ぐ
家の高級感が一気にアップ
タイルや塗り壁でデザイン性が出せる
● デメリット
コスト高め
圧迫感が出やすい(→小さい壁で補える)
4. アプローチを道路に対して「曲げる」ことで視線を外す
これは外構のプロしかあまり提案しない方法ですが、
驚くほど効果があります。
● ポイント
玄関と道路を直線で結ぶと丸見え
途中で曲げると“死角”が生まれる
ブロックやフェンスを大きく設置しなくても効果が高い
「予算を抑えて視線を外したい」場合に非常に有効です。
5. 植栽でやわらかく目隠しする(自然でおしゃれ)
“ガッツリ隠すのは嫌”という方におすすめなのが植栽。
● よく使う常緑樹
ソヨゴ
シマトネリコ
オリーブ
常緑ヤマボウシ
アオダモ(半常緑)
植栽は 視線を散らす 効果があり、
完全に隠さなくてもプライバシーは確保できます。
玄関前に緑が入ることで、
家の印象も非常に良くなります。
④ 玄関まわりの目隠しでよくある失敗例
多くのお客様の再施工を見てきて、
よくある失敗をまとめました。
■ 1. フェンスの高さが足りない
H1200では目隠し効果はほぼありません。
■ 2. 隙間の多いデザインを選んでしまう
おしゃれでも隙間が多い → 丸見えのまま。
■ 3. 完全目隠しで風通しが悪くなる
湿気・結露・カビの原因に。
風抜きのデザインが必要。
■ 4. 配置のミス
目隠しの位置がズレると意味がありません。
「どこから見えるか」を現地で確認するのが重要。
■ 5. 植栽の管理が大変
放置すると逆に見栄えが悪くなる。
手入れが苦手な方は、低木+常緑の組み合わせがおすすめ。
⑤ 成田市で多い“玄関まわりの目隠しニーズ”
成田市周辺で施工していて感じる特徴は次のとおりです。
● 前面道路が近く、視線が入りやすい住宅が多い
新しい分譲地は敷地がコンパクトで、
玄関と道路の距離が短いケースが多いです。
● 歩行者・車の通行が多いエリアがある
道路幅の狭い区画もあるため、
“斜め方向からの視線”まで対策が必要な家も。
● 人気の対策は「フェンス+スクリーン」
コストやデザイン性のバランスが良い組み合わせとして人気です。
⑥ 施工事例
⑦ まとめ|玄関の目隠しは“高さ × 位置 × デザイン”が決め手
玄関まわりは家の印象を左右する場所。
同時に、プライバシーや防犯にも大きく関係します。
●しっかり隠したい → 目隠しフェンス・壁
●おしゃれに隠したい → 縦格子スクリーン
●自然に隠したい → 植栽
●予算を抑えたい → 動線の工夫
玄関の“見え方”は敷地ごとに違うため、
正解は1つではありません。
外からどの角度で見えるか、
どの程度隠したいかを現地で確認して、
最適な方法をご提案します。
⑧ 成田市周辺で玄関まわりの目隠しをご検討の方へ
玄関が「道路から見えて気になる…」という方は、
ぜひ一度ご相談ください。
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